いつもお世話になっております。 井上です。
今日は赤のフシックが仕上がり、手作業で1本ずつ検品しています。
この商品は、前社長が創業以来(1980年)から作り始めて、現在に至るまで続いている商品です。フシックを作る経緯は、当社は材木問屋をしており、大工さんや工務店さんへ柱や板など卸をしておりました。そこで死節がある為に等級が落ちてしまい、価値が下がり値段が低くなることがありました。価値をさげてしまう死節を補修することで、付加価値をあげることができないか・・・と考え埋め木に辿り着きました。当時は埋め木を販売している会社が存在せず、自分で作るしかなかったようです。機械の試作・刃物・作り直しのループの連続で色々な方との協力を頂きながら現在のフシックにたどりつきました。