大きな死節の補修について

(フシックで大きな死節を補修する際のおすすめ方法)

今回は大きめの死節を補修する際のおすすめの方法をご紹介致します。当社のフシックは小さいものは直径5㎜から、最大31㎜までの幅広いサイズを取り扱っており、節の大きさに合うサイズのフシックで補修します。大きな死節の場合、いきなり大きな錐で穴をあけようとすると、抜け節など中心が無い死節に対して錐の先端の送りネジが引き込まない為、錐が板に固定されず浮いた状態となり、ケガキ刃が板に当たる際に機械の振動で穴がブレてしまいます。そうならない為に、あらかじめ下穴をあけておくとブレずに綺麗な穴をあけることができます。テーパー状の鉄鋼錐、市販のステップドリルなどを使って、ある程度の下穴をあけてから当社の柱用錐をご使用いただくのがおすすめです。

※例:23㎜のフシックで補修する場合

24㎜のステップドリルで23㎜程の穴をあけ、当社の柱用錐23㎜のケガキ刃が穴に当たるように固定するとブレにくくなります。