宮大工さんのちょっと粋な遊び心

こんにちは、井上フシックの井上です。以前ネットで京都の西本願寺(お西さん)で節の補修がしてあることを知り、埋め木を作る者としてはぜひタイミングをみて行きたいな・・・と考えておりました。自分の住んでいる福井県の若狭町からだと京都市内まで下道で2時間程で行けます。このルートは鯖街道とも呼ばれ、その昔鯖を担いで京都まで運んだ道と言われております。

駐車場はなんと無料でした。ありがたや~。警備員さんの対応もすごく紳士な方でした。早速お寺の中へ参らせて頂きます。

日曜日の11時頃ですが、法話をされている最中でした。

床をまじまじとみながら見ていると・・・ 埋め木してあるではありませんか~!

欅の柱だと思いますがワレの部分を埋め木してありました
割れのビミョーなカーブも再現してあります すごい・・・

色々な形状で埋め木補修がしてあって、あ!ここにも!ここもやな~と見つける楽しさもありました。このお寺さんはいつ頃に建てられ、床板や埋め木もどれくらいの時間が経っているのかはわかりませんが、すごく歴史を感じることができました。時間の都合で法話もゆっくり聞かせて頂くことができませんでしたが、時間を取ってまた来たいと思いました。みなさんも足を運んでみてください~。

投稿者:

井上 和吏

井上です 日常のことや新しい商品などアップしたいと思っています
ネタに困ったら個人的なこともアップすることがあるかもしれませんが 暖かい目でみてやってください。