いつもお世話になっております、井上です。新緑が深まり少しずつですが夏前の蒸し暑い季節になってきましたね～。今回は普段から作業で使用しております、ノギスのことについて書いていきます。現在当社で使用しているノギスは、事務所と工場内合わせて１２本程あり、古い物で１０年以上程前から使用している物や最近購入した物など様々です。以前メーカーさんから聞いたことがあるのですが、ノギス本体には誤差があり、新品の状態で±0.04はありますとのことでした。意外に誤差が大きいですね！しかしながら場所によってサイズが違うと色々と問題が起きやすいので、相談した所ブロックゲージを使ってみたらどうかと教えて頂きました。ブロックゲージとは・・・
ブロックゲージは非常に厳密な寸法管理のもと製造されており、長さの基準を測定したいときに使用されます。 具体的には精密機器類の組み立て時の寸法測定基準として採用したり、ノギスやマイクロメータなどの精度測定に用いられます。つまり現在使用しているノギスが正常か否か判断材料になります。早速測ってみました・・
押す力によっても変わりますが、自分で計測したら個体によってこれだけの誤差がでました・・ですので工場内で製造するのは誤差の少ないノギスで揃えて、誤差の出るノギスは影響のない場所で使うようにしました。以前から誤差があることは知っていたので、硬い材料で同じ寸法がでるようにノギスで揃えてあったのですが、そのサイズが合っているかはわかりませんでした。が今後はブロックゲージを使えば間違いなしです。とりあえず一安心・・・
